
寄生虫は人にうつるものもあり、注意しなければなりませんが、注射や内服薬で簡単に駆除できますから、定期的に検便を行えば心配いりません。
消化管内に寄生虫が寄生すると、食欲不振、食べるのに痩せている、下痢、血便、嘔吐などの症状が見られます。症状が全く見られない場合もあるので見過ごされがちですが、特に人獣共通の寄生虫については、飼い主・家族の感染を防ぐため、積極的な診断と治療が必要です。
ねこ回虫 (人にもうつります) |
最もよくみられる内部寄生虫。白あるいはピンク色で胃や腸に寄生し、10cm程になる。子ねこでも母ねこからの乳汁感染が普通に起こる。腹部の膨満、貧血、嘔吐、下痢などの症状をおこす。ヒトにも感染するので、便に触れた手はよく洗うこと。 |
マンソン裂頭条虫 (人にもうつります) |
犬・ねこ・キツネなどの肉食獣に普通に見られる条虫で、人も宿主になる。糞便にまじってネコの体外に出た虫卵がケンミジンコに食べられ、その後、カエルからヘビへと中間宿主をかえながら成長する。カエルやヘビ(中間宿主)がねこ(終宿主)に食べられれば、感染成立です。ねこでは壺型吸虫との混合感染が多い。多数寄生の場合は、消化管障害が起こることがある。 |
瓜実条虫 (人にもうつります) |
犬・ねこに普通にみられる条虫で、感染は“ノミ”(中間宿主)を経口摂取することによる。通常、症状は軽度であるが、小型のねこでは出血性腸炎を起こして死亡することもある。 |
| ねこ鉤虫 |
カギのような歯で腸粘膜に食い込んで吸血する。下痢、血便、貧血を引き起こす。 |
| コクシジウム |
口から侵入して腸に寄生する。下痢が続いて血便や粘液便になり、進行すると貧血や脱水症状などが起こる。 |

以前に比べて動物病院の数は格段に増えています。それだけ良い獣医さんを選ぶことができるわけです。
この先生もうひとつだなと思えば別の病院へ行ってみれば良いと思います。人の病院でも口コミで選ぶことが多いですから、ねこを飼っているおうちの方とお友達になっていれば、そういう情報は自ずと入ってきます。疑問や質問に対してあまり親身になって答えてくれない獣医さんもいますが、しっかりと病気に対して治療法や費用を答えてくれる獣医さんを選ぶようにしましょう。
ここでは一般的な獣医さんとのお付き合いの仕方を紹介します。
●定期的に健康診断を受けましょう。
人と同じで、早期発見・早期治療がねこの寿命を長くします。飼い方、しつけなども気軽に
健康診断の時に聞くことができます。
●獣医さんの指示は必ず守りましょう。
投薬の量や回数、えさの量や種類など獣医さんの指示を守らなかったために、治療が長
引いたり最悪の場合は死んだりします。病気の予防・治療は獣医さんとの連係プレーで行
うものですから、信頼して指示を守りましょう。
●ねこの状態を把握しましょう。
いつから症状が出始め、現在どんな状況か、ひどくなっているのか落ち着いているのかな
ど、ねこの状態をできるだけ詳しく獣医さんに伝えるようにしましょう。同じ症状でも全く違う
原因の病気ということは多々あります。獣医さんが診断する判断材料を与えてあげること
が早期治療につながります。
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